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MIケーブル(シース熱電対)とは

MIケーブル(シース熱電対)とは

MIケーブルは、高温の操作時でも可燃性が低いため、高温または過酷な環境条件で使用される特殊なタイプのケーブルです。耐食性があり、正確な計測が可能です。

無機絶縁(MI)ケーブルは、銅線が銅、ステンレス鋼、インコネル(Inconel®)いずれかのシース内部にあり、酸化マグネシウム(MgO)などの無機物を充填して絶縁されています。酸化マグネシウムは、耐食性や耐放射性があり、高温で化学的にも物理的にも安定しているため、優れた電気絶縁材です。ケーブルは、MgO絶縁体で充填した後、必要な直径になるまで圧延される場合もあります。外側のシースによって、内部の熱電対線が熱、化学、その他環境破損から保護されます。金属製シースは、識別を追加したり、防食層を追加したりするために、カラーのプラスチック製シースを追加して被覆される場合もあります。

シース熱電対(MIケーブル)にはワイヤを何本でも含めることができますが、最も一般的な構成は、1対、2対、または3対の導体です。特殊MIケーブルにはカスタム構成に熱電対が追加される場合もあります。MIケーブルは、特定の要件に応じて様々な直径や長さで提供されます。MIケーブルはほとんどの場合、高感度、高速、高精度のドライブロックプローブ校正器を使用して校正します。

MIケーブルから製造されたRTDやシース熱電対は、金属の熱処理、廃棄物焼却炉、粉末金属の焼結、セラミック材料の焼成、ガス燃焼炉や油燃焼炉、燃料燃焼熱交換器、箱型炉、原子力発電所、火力発電所など広範囲で使用されています。


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MIケーブル(シース熱電対)を使用するメリット

溶融金属
溶融金属
オイルリグ
オイルリグ
シース熱電対を被覆するMIケーブルは、化学的活性環境または湿潤環境で使用された場合に熱電対線を腐食から保護する作用があります。この耐食性によって、MIケーブルは、障害や交換が危険だったり、不可能だったりするような場所での用途に最適となっています。例えば、MIケーブルは、原子力発電所で核温度を監視するため使用されます。温度制御装置が正確な読取値を受信しないと非常に危険である上、このような環境ではケーブルの修理や交換が困難です。

MIケーブルの無機充填剤は優れた非反応性絶縁体であり、熱電対線が相互に接触したり、あるいは油や溶剤、水などの腐食性物質と接触したりすることを防ぎます。これによって、製品の品質が温度の変動によって悪影響を受けかねない熱処理または焼結などの用途で欠かせない、熱電対の精度が維持されます。

MIケーブルの絶縁体は燃焼しないため、火災が壊滅的であり得る用途に最適となっています。MIケーブルの絶縁体によって運用の安全性が向上する場所の例として、医療機器、発電所、石油採掘装置があります。

シース熱電対は、絶縁体によって他の電気的活性ワイヤと接触しないように保護されているため、誤動作や不正確な温度の測定値が容易に発生することがありません。MIケーブルは、国際的基準に準じて慎重に校正されているため、長期のデューティサイクルにわたって正確かつ高精度の温度測定を実現し、精度はほとんど、または全く低下しません。

無機物絶縁体によって、MIケーブルは、精度が低下することなく、高温条件で作動することが可能です。このため、キルン、セラミックの焼成、金属の熱処理など、どの高温プロセスでも最適です。MIケーブルは、高温に暴露中かつ暴露後も精度が低下しないため、このような環境で使用されるシース熱電対として理想的です。さらに、安全基準が厳格に実施される医療機器または航空宇宙業界では、プロセスの逸脱は人命に関わる品質問題になりかねません。MIケーブルはOMEGAエンジニアリングで慎重に校正され、NIST基準を使用して既知温度または認定温度計に対して検証されています。NISTトレーサブル校正は、実際の作動条件下の温度精度を保証し、オリジナル精度の記録を提供します。NIST認定を維持するためには、一連の検査を全て実施しなければならず、十分に立証され正常に機能する品質管理体制の一環として、熱電対を再校正する必要があります。

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