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サーミスター入門

サーミスターとは?サーミスターとは、温度の小さな変化に比例して抵抗値が大きく変化する焼結半導体から作られている、温度変換素子のことです。サーミスターは通常負の温度係数を持っています。これは、温度が上昇するにつれて減少することを意味します。  
サーミスターの利点
精度
サーミスターは、温度センサーの中で最も正確なものの1つです。OMEGAのサーミスターの精度は±0.1°Cまたは±0.2°Cです。どちらであるかはサーミスターのモデルによります。しかし、サーミスターの温度範囲はかなり限られています。通常、 0°C ~100°Cの範囲でのみ動作します。

安定性
サーミスターの完成品は化学的に安定しており、経年変化はそれほど大きくありません。
 
 サーミスターのタイプ
44000シリーズサーミスター素子 サーミスター素子
サーミスター素子はサーミスターの中でも最もシンプルです。サイズがコンパクトなので、サーミスター素子はスペースが非常に限られている場合によく使われます。OMEGAは、フォームファクターだけでなく温度抵抗比特性の異なる様々なサーミスター素子を提供しています。サーミスターは線形ではないので、温度を読み取る装置は読み取り値を線形化する必要があります。
TJ36サーミスタープローブ サーミスタープローブ
スタンドアロンのサーミスター素子は比較的壊れやすいので、耐久性が必要な環境には不向きです。OMEGAでは、サーミスター素子を金属管の中に収めたサーミスタープローブを提供しています。サーミスタープローブはサーミスター素子よりも工業環境にずっと適しています。



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