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チャートレコーダー入門

チャートレコーダーチャートレコーダーとは?
チャートレコーダーは、さまざまなプロセスや電気信号を記録するために使用される機器です。ずっと前から使用されているチャートレコーダーは、紙にデータを記録するレコーダーです。ペンの下を紙が走り、信号に応じてペンが動きます。その結果、データが紙面にグラフやチャートの形で示されます。シングルチャンネルまたはマルチチャンネル (シングルペンまたはマルチペン) スタイルのチャートレコーダーが、さまざまなコンフィギュレーションで利用可能です。現在のチャートレコーダーの多くは、情報をPCへダウンロードするようにデジタル形式でも記録できます。
 チャートレコーダーのタイプ
RD200ストリップチャートレコーダー ストリップチャートレコーダー
ストリップチャートレコーダーでは、ロール紙または一枚の紙が1つまたは複数のペンの下を一定の速度で流れています。信号の変化に応じてペンが動き、その結果チャートが描かれます。ストリップチャートレコーダーは、連続的なプロセスの記録に適しています。後で利用するために、ペーパーを切り取り保存しておけます。ストリップチャートレコーダーは、実験室やプロセスを測定する用途で普通に利用されています。
CTXL円形チャートレコーダー 円形チャートレコーダー
円形チャートレコーダーは、データを円形で記録するためのものです。紙は、1つまたは複数のペンの下で回転しています。信号の変化に比例してペンが動き、その結果円形チャートが描かれます。円形チャートレコーダーは、プロセス時間が分かっているバッチプロセスの記録に理想的なレコーダーです。通常、チャートは1時間、24時間、7日間などのような標準的な期間、回転するように設計されていますが、多くのレコーダーは非標準な期間にも対応できる自由度も持っています。
DR231ハイブリッドレコーダー ハイブリッドレコーダー
ハイブリッドレコーダーは、レコーダーまたはデータロガーとして機能できます。標準的なレコーダーと同様に、ハイブリッドレコーダーは入力のチャートを作成できます。しかも、データロガーのようにデジタルスタンプも作成できます。マルチチャンネル対応に設計されたレコーダーが一般的に入手できますが、通常は1つのプリントヘッドで全チャンネルを処理しています。このために、このハイブリッドレコーダーはマルチチャンネルシステム向けの費用対効果の高いソリューションですが、その応答時間は、チャンネルごとに1つのペンを使っているレコーダーほどは高速ではありません。
RD9900ペーパーレスレコーダー ペーパーレスレコーダー
ペーパーレスレコーダーは、市場に現れた最新タイプのレコーダーの1つです。ペーパーレスレコーダーは、チャートを紙に印刷するのではなくレコーダーのグラフィック画面に表示するものです。通常、データは内蔵メモリーまたはメモリーカードに記録されるので後でPCへ転送可能です。ペーパーレスレコーダーの大きな利点は、紙の節約とPCへのデータ転送が容易であることです。



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