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自動車表面温度プロファイリングに適したセンサの選定

自動車は組み立てラインでの部品の組付けで完成ではありません。製造業者は品質及び安全基準を満たしているか検査する必要があります。

これは高級モデルではさらに重要になり、細かな部分まで完璧に仕上げる必要があります。

したがって、ここでの課題は正確なテスト結果を取得することだけではなく、車両に対して変形や損傷しない方法で実施されなければなりません。

熱電対などの表面温度センサが車体の表面に取り付けられる場合、内装や塗装面にマーキングや傷を付ける危険性があります。

その例として、自動車の空調効率を測定する場合です。エアコンユニットは車内の色々な機器の中でも電力消費量が高いため、できるだけ効率的に冷気を分配し、車内を冷やすことが必要になります。

Surface thermocouples
そのため、製造業者は、車内に何十もの温度計測ポイントを設定して、性能や温度の均一性を確認します。

その際に使用するセンサはどのようなものが適切でしょうか?

表面温度計測方法の選定

表面の温度を計測する方法はいくつかあります。

もっともポピュラな方法として、エポキシまたは高温接着剤を使用することです。熱伝導性の高いエポキシで熱電対を表面に接着させるため、温度を正確に計測することが出来ます。


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しかし今回の場合、熱電対を新車に接着するのは適切ではありません。接着剤が表面を損傷させてしまうからです。

別の方法としては、表面計測用に設計された温度プローブ(88000シリーズ)を使用する方法があります。温度計測用プローブは、一般的に、測定中に手で持つ必要があります。 当社のモデルは760°Cまでの温度を測定できます。


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しかし、表面計測用のプローブを使用する方法には2つの問題があります。1つめは、温度プロファイリングには、センサを計測対象物に一定時間、手で押し当てる必要があるためです。2つめは、その温度プロファイリングには多数のセンサを必要とするため、表面プローブの実装は現実的ではありません。

ソリューション:貼付型シート熱電対

これらの問題を解決するために、当社は貼付型シート熱電対を開発しました。 以下の理由により損傷を与えることなく、表面温度を計測することが出来ます。:

examples of surface thermocouple sensors
  • 最適な接着剤を備えたセンサは、塗装および内部の表面に対し安全にご使用いただけます。
  • 貼付型のセンサは温度プロファイルに適しています
  • 大量のセンサを低コストでご使用いただけます
センサはSLE級のワイヤで作られており、0.3秒未満応答速度で動作します。 また、最大175℃の環境下で継続的に計測できるように設計されています。


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